顔のたるみは、見た目の年齢を引き上げてしまう要因の一つですがメイクで隠そうと思っても限度があります。
そもそも、顔のたるみはなぜ起きるのか、その原因には何があるのかご存じでしょうか。
大半の人は、加齢によるものなのではないか、歳を取ったので仕方がない、このように感じたり諦めている人も多いといえましょう。
確かに、年齢を重ねると筋力が次第に衰えて来る、顔の筋肉も同じような症状を持ちます。
皮膚と皮下組織の下側には表情筋と呼ぶ筋肉が無数にあり、加齢や日常的な表情癖などで緊張したり弛緩したりして筋肉の質が悪くなる、筋繊維そのものが緩むことで顔のたるみが生じやすくなります。
頬部分はバッカルファットとメーラーファット、2種類の脂肪細胞があるのですが、幼少期から若い頃までの間はこめかみ辺りにあり頬をふっくらとした膨らみを与えてくれます。
この2種類の脂肪は顔の筋膜やリガメントと呼ぶ靱帯に支えられているのですが、老化や血行不良などが原因で支えている筋膜やリガメントが緩むことで顎の下部分まで落ちて来てしまいます。
脂肪には重みがあるので、皮膚がたるんでしまう、中でもフェイスライン部分に大きなたるみを引き起こす、このような顔のたるみのメカニズムがあることを覚えておきましょう。
顔のたるみの原因を知っておこう
顔のたるみには、筋肉の衰えや表情癖によるもの、皮膚の乾燥や老化が原因ともいえるリガメントや筋膜などが原因となるもの以外にもいくつかの原因が考えられます。
睡眠不足や偏食・肩こりなどが顔のたるみの原因になっていることもあるので、しっかり睡眠を取れるような生活習慣を身に付ける、食生活を見直して栄養をしっかり補給する、肩こりが起こりやすい人は血行不良や筋肉の緊張を与えない工夫を行うなどがポイントです。
食生活や生活習慣を正すことは顔のたるみ予防に繋がる部分、これに加えてたるんでしまった顔を引き締めるためのセルフケアはマッサージを行う、「あいうえお体操」を取り入れて回復効果を期待するなどの方法がおすすめです。
マッサージは、顔を引き締めるためのやり方の一つで頭皮・頬骨・フェイスラインなどに適切な方法でマッサージを施すことで顔のたるみの改善効果を期待できます。
また、「あいうえお体操」は「あいうえお」の口の形を意識しながら何度も発声するやり方で、上を向いて舌を出しながら舌を回転させる体操も顔のたるみのセルフケアや予防に最適な方法もあります。
これらの体操やマッサージを適度に行う、生活習慣に取り入れることでケアや可能になって来ます。